住宅産業に感じること

日々、技術が進歩していることは、重々承知の上なのですけど・・・。

今日、調べ物をしていて、木造建築読本 1966年 大川彰著 という本を引っ張り出してきた。
実に久しぶりに見た。
僕が、最初に就職したデベロッパーで働いていたときに買った本なので、ずいぶん昔の本なのです。(初版の発行年を見れば明らかなのですが・・・)
そこで思ったのが、最近買った本よりも、この本が一番参考になったような気がする・・・。ということなのです。

まあ、基本が書かれている本なので、当たり前といえば当たり前なのですが。

ただ、この本に書かれている意匠とかディテールといったものが、最近巷に建てられている木造建築に比べて、すごくレベルが高く感じてしまうのです。
そんな現実を見ていると、「住宅産業は廃れていくのか?」なんて思ってしまうのです。

あくまで、個人的な感想ですが・・・。

「住宅産業に感じること」への2件のフィードバック

  1. 昔より質は落ちてきていると思います。
    問題を突き詰めていくと『手間』に行き着きます。
    現在では、予算の関係上十分な手間を掛けずに建築が造られている様に感じます。
    一世代毎に家は造り替えればいい…なんて所でしょうか…。
    世代毎にローンを組む形になるので、常に低予算で建築を造る様になってしまっています。
    スクラップ&ビルドの感覚から業界全体が戻らなければいけませんね。

  2. こんにちは。
    問題は複雑ですよね。
    建築業界の流れを変えていけるように、がんばりましょう。

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