名古屋都市センターの「まちづくりびと養成講座」という講座の実行委員をさせていただいているのですが、その関連で、前犬山市長の石田芳弘氏と打ち合わせをさせていただいたのです。
講座の一環として、一般市民の方も聴講できる「まちづくり講演会」というものを開催するのですが、その講師を石田さんにお願いしたというわけ。
犬山市は地方の小都市ながら、しっかりとしたまちづくりマスタープランをもって、まちづくりを実践しているということと、愛知県知事選挙には、惜しくも神田さんに敗れてしまいましたが、名古屋地区では、それなりの知名度を持った方ということもありますので・・・。
アポイントをとらせていただいたときには、緊張しましたが、とても気さくで話題豊富な方でした。
都市センターの少ない謝礼でも、こころよく引き受けてくださいましたし・・・。
あと、年齢に比べて、ずいぶん若いという印象も。
次の知事選にも立候補を予定しているらしいですが、耐力・気力的には充分といった感じでした。
石田さんとは、1時間くらい打ち合わせをさせていただいたのですが、時間が過ぎるのがとても早かったです。
その石田さんですが、改革派市長ということで、全国的にも名の通った方とうかがっています。
犬山市といえば、愛知県でもいち早く30人学級を実現させたしですが、これも石田さんの施策ということです。
「ふるさとに生き続ける、いきいきとした大人」をイメージし、というか、そうなってほしいということから義務教育を大切に考えてきたということらしいです。
その話の延長で、というか、今回の講演のテーマがまちづくりということで、「まちづくりというのは生涯学習」という話が出てきました。
考えてみれば、僕らは生きてる限りまちに住み、まちにかかわりながら生きていきます。
そこでいろいろなものを学び、ある時からは自分の街から得たものを還元していく。
というか・・・。
まさに、生涯かけて活動していくステージということだと思います。
僕はこのごろ、そこの育った人が「自分のホームタウン」と呼べる、他とは違った特色を持った街を、それぞれの地域でつくっていきたいと感じているのですが、石田さんの「ふるさとに生き続ける、いきいきとした大人」というのが、それにだぶってくる感じがして、ちょっといい気分になってしまったのでした。
ところで、石田前犬山市長の講演ですが、11月3日の文化の日に、名古屋都市センター11階の大研修室でおこなわれる予定です。
募集は、もう少し先になると思いますが、興味のある方は、是非お越しください。