今、進行中の「金指原の家」は、なるべく土に還る材料でつくりたいと考えている。
(朽ち果てたら、なんにも残らないというのが理想なのですが、現代生活を営むためには、そうも言っていられないので、なるべく環境負荷を減らすことができる材料選定に心がけているのですが・・・。)
現在、建築業者さんに見積りを出しているが、案の定、予算オーバーだった。
ありきたりの、ハウスメーカー仕様(といってもピンからキリまであるが)だったら楽に予算内におさまるプランなのに・・・。
施工手間は、できる限り建築主サイドで確保して減額するつもりなのだが、流通ルートに乗り難い材料を使うことで、施工費がUPしてしまうのは、なんか、やるせない気がする。
地産地消で、土に還る家をつくることって、究極の持続可能社会のスタイルのような気がする。
なんとか、知恵を絞って、労力を惜しまずに、できる限りのことはしたものだ。