道路を走っていて・・・

久しぶりに車を運転した。
ほぼ、一ヶ月ぶりくらい。
はじめは、ちゃんと運転できるかちょっと不安だったが、車線を間違えることもなく、スムーズに運転できた。(中国は右側走行なので・・・)

ところで、道路を走っていて感じたこと。

ディーゼル車の排気ガスの臭いが、中国よりも、日本のほうが鼻につく。
初めて中国に着いたときから、なんか、ディーゼル車の比率が少ないような感じはしたのですが・・・。
何が違うのでしょうか?
合肥は、街中の空気自体が汚いから、ディーゼル排ガスが気にならないのか?
確かに、空気の透明度は格段に日本のほうがいいような気もする

が・・・。
それはそうとして、今日も、道路を走っていると新しい道路がつくられていた。
これからの人口減少時代に、現在よりも自動車交通量が増えるというのも、なんかナンセンスな話しのような気もするのだが・・・。

今までの、インフラを整備する街づくりは、あまりにも机上の理論だけで、人の生活を考えてこなかった気がする。
それによって、道路を真っ直ぐ通すことによる、町並みの消滅や、既存コミュニティの崩壊が引き起こされ、”死んだようなまち”が、全国いたるところに大量生産されたという側面があるのではないかと思う。

また、用地買収の反対にあって、工事が進まないことなどにより、通過交通を効率的に誘導することが困難な道路も数多く存在するの感じがする。

なにも、真っ直ぐで、自動車を運転しやすい道路が通った街が、ひとが暮らしやすい街ではないだろう。(土木エンジニアの皆さんは、車を運転しやすい道路を通すことが、いい街づくりと思ってる人が多いように感じるが・・・)

現在、多くも都市で、都市計画道路の見直しが行われている。
これからは、コミュニティの中に道路を無理やり通すのではなく、コミュニティと通過交通の関係を整理し、コミュニティの醸成されやすい面的整備をしていく必要があるのではないだろうか。

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