身近な景観

うちの近くに、眺めの良い公園がある。
斜面の途中にあり、眼下の街が一望できる。
そこから見える街は、落ち着いた住宅街なのだが、一つ目障りな風景がある。
世界に名を馳せる企業”TOYOTA”の販売店である。

「白・青・赤・緑」で構成されるその看板は、それ一つだけ異様に目立っている。(色の構成から想像しただけでも、決して上品なものではないことが解ると思う・・・)
大通りには、他にも自動車の販売店があるが、TOYOTAだけが風景に馴染んでないのである。
風景を壊すこの看板、どうにかならないものだろうか。

僕の家も坂の途中にあり、そこそこ眺めがいい。
我が家の窓から見える”TOYOTA”の販売店の看板も決して上品なものではない。(こちらは、青地に赤紫)
アンフィニの販売店が撤退して、窓から見える風景が変わった時、悲しかったのを覚えている。(アンフィニのときは、落ち着いたいい感じだったのに・・・)
特に商店建築では”自分の建物さえ目立てばよい”というようなエゴが感じられるデザインが目に付く。

デザインとか景観の良し悪しは、人それぞれの主観によって違うだろうが、エゴを捨てて、良い街並みをつくる協力ぐらいはしてもらえないものだろうか・・・

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