電気の配線を”碍子引き”でしてみたらどうかと思って、ヤフオクで碍子を買ってみました。
(碍子引き・・・こんなの)
昔の家では、よく見かけましたが、現在では、ほとんど見かけません。(ほぼ死に絶えてる雰囲気・・・)
それもそのはず、この碍子、大手メーカーでは生産中止になっていて、マニアックな生産者が細々とつくっているだけらしいです。
写真を拝借させていただいた業者さんも、その一つでしょうか?
直販もしているそうです。
そんなことで、まとまった量を(しかも配線に必要なさまざまなパーツを)確保するとなると、古屋を解体する時にキープしておくことになるのですが、オークションなどにも結構出品されています。
で、届いたのがこんなセット。
全部で3000円。
高いのか、安いのかはわかりませんが、骨董屋さんのウェブサイトなんかを見ているとローゼット(照明器具をつるすやつ)なんかは、1個5000円とかしているのもあるので、お買い得といえば、お買い得なのかも。
興味の無い人には、ごみみたいなものですけど・・・。
ところで、この碍子。
なぜ購入したかというと、金指原の家で「踏み天」(2階の床板の裏が、そのまま1階の天井になっている)にしたところ、電気の配線が想像以上にうっとおしくて、何とかしたくて仕方がなくなってきてしまったのです。
2階の梁を見せたい場合、天井になる板の上に更に床を組んで、その中に電気の配線を通してしまうと、きれいに仕上がるのですが、それでは、コスト的には天井を張るのと変わらなくなってしまうので、踏み天にしたのですが、さすがに、グレーのビニールの配線と中継ボックスがこれ見よがしに出てくるのでは、なんか、色気も素っ気もないというか・・・。
とりあえず、この碍子、どこかに使ってやろうと考えているところです。