今日は憲法記念日ということで・・・

今日は憲法記念日ということで。。
今年の憲法記念日は、改憲、改憲と、何やら騒がしいゴールデンウィークです。

僕自身は「いまの憲法のどこを変える必要があるの?」という立場であることを明確に前置きしておきましょう。

考え方によっては、変えたり、加筆したりという部分があるのかもしれませんが、他にするべき課題が山積している中で、憲法改定の発議要件を緩和するなどという、まあ、いわば一番やらなくていいことをやろうとしている無責任さが、もう呆れてものも言えませんという状態です。

そんな中で、マスコミは「改正」などという国民を騙すような表現で改憲のニュースを垂れ流し、世論を政権に都合が良い方向に誘導しようとしたり、そもそも改正なんていう言葉はただしと思っているサイドから見たら改正なのであり、間違っていると思っているサイドから見たら改悪。。ニュートラルな立場であらゆる角度から議論した末に出た結論が「改正」なのであって、たとえば憲法改正論議なんていう使い方は問題ないにしても、現段階で9条改正とか96条改正なんていう表現はおかしいんじゃないかなあ。

しれにしても、現行の憲法に比べて、自民党とか維新の改憲案というのは・・・
ストレートな感想を言ってしまうと、現実社会を理解することを拒否したオタクが、物語やゲームの世界で物事を考えて盛り上がっているような、空恐ろしい気分に・・・

5年後の日本が、
××親衛隊みたいなのが街を闊歩して、
国家権力による盗聴や検閲がは当たり前、
ネットなどでの自由な発言もできなくなって、
政権に不都合なデモは国家の秩序を乱したなんていうことで逮捕監禁、
若者は徴兵されて米軍の下請けで世界各地の戦場へ、
なんて社会になってたら大変だ。。

そんな社会を国民の多くが望んでいる事はないと思ってしまう私は甘いのだろうか???

まずは、今夏の参議院選挙が一つの分岐点。
ってことで、今年の憲法記念日は、憲法についてちゃんと考える日にしてほしいナ。


そもそも、9条があるから有事に国が守れないとか、アメリカの核の傘に守られてる、なんて喧伝されてますけど、
自衛隊が軍隊になったところで、原発にミサイルを命中されてしまったらオワリ。
そうならないようにするのが外交ってもんじゃないのかナ。
未熟な外交を武力で解決しようなんてのは、やっぱ、頭が悪いのを世界に知らしめてるだけのような気がするんだけど・・・。

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