2007年度の選奨土木遺産が決定したそうです。
この記事を読んでいただくほうが解りやすいと思いますので・・・。
2007年度の選奨土木遺産が決定
KEN-platz 2007/10/22(リンク先には写真もあります)
(社)土木学会は10月19日,2007年度の土木学会選奨土木遺産を発表した。今年度は北海道の「千歳川の王子製紙水力発電施設群」や秋田県の「土崎港関連施設」,新潟県の「親不知旧道」,栃木県の「境橋」,愛知県の「岩井橋」,大分県の「龍頭橋」など23件を選んだ。
この認定制度は,幕末から1945年にかけて完成した近代土木遺産を対象にしたもの。社会や土木技術者へのアピール,まちづくりへの活用などを期待して2000年に設立した。
例えば社会に対しては,「社会に対してアピールできる『わかりやすい物差し』は,もはや技術力ではなく,その文化性ではないのか」とし,「身近にある土木構造物が文化財として親しまれるようになれば,それを造った土木技術者に対するイメージも徐々に変わっていくのではないか」と期待している。
さらに土木技術者には,「自らの職務が単に給料を得るための手段なのではなく,本来は『将来,自らの造ったものが重要文化財になるかもしれない』ほど,独創性にあふれた職業であることを認識すべきである」とアピールしている。
土木学会ウェブサイトで、今年度の選奨土木遺産を見ることができます。→こちら
今のデザインより、昔のデザインのほうが魅力的だと感じてしまうのは、私だけでしょうか・・・?
愛知県の岩井橋については、こちらも参照ください。
意匠設計は、武田五一だそうです。