僕の住んでいるマンションも、大規模修繕の時期が近づいてきたので、今日はマンション管理士の人に、いろいろ話をしていただいた。
うちのマンションは18戸という小規模なマンションだが、各所有者間で結構な温度差はある。
お金を払って事を済ませたい人。自分でできることは自分でして支出を少なくしようと考える人。我慢できるところは我慢しようという人。
ただ、はっきり言えることは、今のままの進め方では、いづれ修繕積立金が底をつくことは免れないこと。
僕の受ける感じだと、ただ修繕積立金を値上げしようという考えの人には、いまのままだと、その上限がいくらになるのか?という感覚が鈍い人が多いように思える。
合意形成というのは難しいもので、たかだか18戸のマンションでも、結論が出るところまでにいたるには、かなりの時間がかかる。
これから近い将来。寿命を迎えるマンションはかなりの数にのぼる。耐震基準も維持管理の程度も低い建物がこれからさきどういう運命をたどるのか?
ちょっと不安である・・・。
話は変わって・・・
昨日、運営スタッフとして6ヶ月関わらせていただいた、名古屋都市センターの「まちづくりびと養成講座」が終了した。
この講座も、多くの時間をこの「合意形成」の訓練をする時間に使った。(気がする)
かなり議論が白熱したグループもあったようだが・・・。
街というのは、いろいろな考えの人、利害関係を持った人がいるので、合意形成をさせるという能力は重要なものなのだろう。
マンション管理士
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