共生か。寄生か。

今回も、旅行ネタです・・・。
富士山周辺の観光地を車で回ったんですけど、賑やかなスポット、寂れてしまっているスポット。
いろいろありました。

そのなかでも気になったのが”白糸の滝”。
土曜日の午後というのに、ちょっと寂しい雰囲気でした。
もっとも、滝自体のスペースとしては、あれぐらいの人数がちょうどいいのでしょうけど・・・。
駐車場とか土産物屋などから想像する過去の賑わいと比べると、ずいぶん閑散とした雰囲気がありました。
当然、土産物屋も閉店してしまっている店が結構ありました。
どうして、あのようなことになってしまったのか?
”白糸の滝”という観光資源に寄生して、”そこに来た観光客に土産を売る”ということしかしてこなかったからだと思います。
国内レジャーの主体が、団体旅行から個人旅行に変化してきた今、”滝を見せて土産を売る”という商売だけでは、リピーターを確保するのは難しいのではないでしょうか?
せっかく、名勝といわれる観光資源があるのですから、”白糸の滝”と共生して、観光地としての魅力を大きくしていく工夫をする必要があるのだと思います。

話は変わりますが”まちづくり”にも同じことが言えるのではないでしょうか?
よく「ここの地区は環境がいいから・・・」という理由で、住み始める人を見かけますが、住人がその環境を維持することに無関心だと、”良い環境”もだんだん廃れていってしまいます。
”旧住民と新住民のあつれき”見たいなものも、そういうものが原因の一つなのではないかと思います。
環境は、そこにいる人みんなで創っていくものだと思います。
一人の身勝手が、地域のみんなの迷惑にならないよう、共生の思想を持っていく事が大事なのではないでしょうか。

と、今日はうまくまとまりませんでしたが、そんなことを思ったものですから・・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA