はさ掛けトラストの稲刈りに行ってきました。
はさ掛けトラストを簡単に説明すると、一人一口から出資し、農家の方に田んぼの管理をしてもらい、収穫を出資した口数に応じて分け合うしくみです。
農家の方は確実な供給先を得られ、私たち消費者は生産元・生産方法が見える安全な食材を得ることが出来ます。
刈った稲は、早速はさ掛けして天日で乾燥させます。
無農薬栽培のお米は、一度食べると、その違いが歴然です。。
今年、金指原の家のプロジェクトを、土壁でつくることが出来ましたが、私たちの主食であるお米と、家が密接につながっていることを実感しました。
私たちが毎日食べるお米からの副産物の”稲わら”と、日本のどこにでもある風景(今では日本らしい風景と受け止められるのでしょうか)を構成している”竹”を、私たちの身の回りにある”土”を補強する材料として使う土壁。
私たちの生活、空間に密接に関わってきた工法であることを実感しました。
また、木造住宅を国産木材で作ることの意義。
何か、これから先、自分がしていきたいことが見えてきたような気がしています。