昨日は、マンションの内装の依頼のあった、お客さんの物件を見に行った。

中国では、基本的にマンションはスケルトン渡しなので、インテリアの仕事をする気になれば、結構、依頼があるらしい。

日本人が”スケルトン渡し”と聞くと、何もない”がらんどう”でコンクリートや鉄骨の躯体がむき出しになっている姿を想像してしまいますが、ここ中国ではちょっと違います。
平面のプランは、すでに出来上がっていて、間仕切壁はもうつくられているのです。
おまけに、壁と天井スラブには漆喰みたいな白い塗装がされているので、僕なんかは、床を仕上げて設備と家具を入れてしまえば十分と思えてしまうほど・・・。
ただ、デザインの仕方によっては、全く違う空間も演出できるので、”インテリアの仕事も、なかなか面白いのかな？”などと思ってしまったりもします。

また、部屋が区切られていると使いにくいので、せっかくつくってある壁を壊してしまう場合が多いとか。

確かに、そのほうが空間演出は、しやすくなりますけど・・・。