広島市中区の、平和記念公園前の平和大通りに「平和の門」というのが完成したそうです。
門を制作したのは、フランスの建築家ジャン・ミシェル・ビルモットさんと、グラフィックアーティストのクララ・アルテールさん。このお二人、世界各地に「平和」と書いた壁を贈っているのだそうです。
この平和の門。1基が高さ9m、幅2.64m、奥行き1.6mあり、鉄骨の枠組みを強化ガラスで覆っており、表面に「平和」の文字が49言語で刻まれ、夜間は門内部のライトで文字が白く浮かび上がるそうのだです。
ダンテの「神曲」の九つの地獄にちなんで、広島に投下された原爆を「10番目の地獄」と位置づけ、平和な未来への希望を表現したとのことです。
制作費約3億円は仏企業などの寄付金で賄ったそうです。
ちなみに私、ジャン・ミシェル・ビルモットさんとクララ・アルテールさん。知りませんでした。
クララ・アルテールさんは、このような方だそうです。→クララ・アルテール《 戦争か、平和か? 》
ジャン・ミシェル・ビルモットさんは、日本では、メルシャン軽井沢美術館やカルティエ銀座ビル、Bunkamuraなどを手がけてるそうです。ここに、ちょっとだけ紹介されてました。
こちらの記事を参考にさせていただきました。
光に浮かぶ「平和の門」 広島、仏建築家制作 -河北新聞-
広島に「平和の門」 30日完成式 -中国新聞-
世界49の言語で「平和」の文字 広島に「平和の門」 -asahi.com-