都市内緑地の存在

今日は、+まちづくりの「まちさんぽ」を開催しました。
今回のフィールドは、相生山。
地下鉄桜通線の延伸で注目のエリアです。

2010_0612_01
野並駅前。
ここから緑区東部方面に地下鉄桜通線が伸びていきます。
が・・・。
相生山は、地下鉄駅間近にありながら、都市計画緑地に指定されていて里山が多く残されている貴重なところでもあります。
今の季節だと、暗くなるとヒメボタルが舞う姿も見ることができます。

2010_0612_02
野並の駅の近くを初めて歩きましたが、駅のすぐ裏にこんなところがあることを初めて知りました。

2010_0612_03
相生山緑地に・・・。
野並の駅から10分も歩かないうちに、緑豊かな環境に変わってきます。

2010_0612_04
そこからしばらくすると、こんな感じに。
まるで別世界です。
駅から相生山緑地までは、すでにうだるような暑さでしたが、ここは天国だなあ・・・。
都市の中でも、適度な自然が、環境をコントロールしてくれることに気付かされます。


2010_0612_05
ところで、相生山緑地で問題になっているのがこの都市計画道路。
現在事業の再検証ということで、工事がストップしています。
が・・・。

2010_0612_06
緑地内に入っていくと、既にこんなコンクリートの塊も。
この道路が開通すると、ヒメボタルが住める環境はなくなってしまうかも・・・。なんてことも言われています。
周辺道路の大渋滞も最近はかなり緩和され、迂回路の意味合いも薄れてきているとも聞きますが・・・。
どうなるのでしょうか?

2010_0612_07
工事がストップしているといっても、都市計画道路の予定地は立ち入り禁止にされているので、荒れ放題です。
これでは、里山の環境は維持されなくなってしまいます。

2010_0612_08
こちらは、まちさんぽ終了後、モリコロ基金のワークショップの打合せをさせていただいた、相生山緑地オアシスの森クラブの皆さんが整備している竹林。
違いは一目瞭然です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA