「揺れる前」携帯電話に送信

15秒位以内に震度6弱以上の揺れがくる・・・・。こんな「直前予測」を携帯電話の画面で伝えるシステムの試験が、三重県内で3月に実施される。気象庁が昨年から試験的に始めた「緊急地震速報」を、携帯電話を使って伝達する全国初の試みで、地震の被害軽減の方法として注目を集めそうだ。(2月25日付 朝日新聞より)

新聞記事によると、このシステム、”地震の大きな揺れ(S波)の前に来る初期微動(P波)を震源地近くでとらえて、各地の予想震度や大きく揺れる時刻をはじき出す「緊急地震速報」を使い、それを、テレビ局が地上デジタル放送電波にのせて、デジタル波の受信が可能な携帯電話に送る”というものらしい。
間違えちゃいけませんが”地震予知”ではありません。
地震の揺れの前にくるP波というのを、機械が察知して、その情報を送ってくれるというもののようです。
最近のエレベーターも、このP波を感知して本格的な揺れの前に自動で止まるという装置、ついてますね。

またまた、新聞記事によると、”昨年9月の紀伊半島沖地震の時に、津市(三重県の県庁所在地ですよ)にこのシステムの利用者がいた場合、揺れの数十秒前には速報が伝わっていた”ということらしい。また、”直下型地震では余裕はあまりないが、東海地震や東南海地震など遠くで起きる海溝型地震には効果が大きい”ということである。

はたして、15秒前に「地震が来るぞ」というメールを受け取って、何ができるだろう? なんてことを、ふと考えた。
まあ、恐らくメール読んでて終わりなのではなかろうか?
でも、心構えができてると、だいぶ死ぬ確立は下がるのかな?
とか言いながら、実用化されたときには真っ先に使ってそうな自分がいる。

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