陸橋

橋というと、川の対岸から対岸まで架けるもの。ですよね。
陸橋も、下に川はないですけど、道路の上などにかけられてます。
ただ、橋のつくり方というのは、必ずしも高いところから高いところに架け渡すだけではないようです。

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大正10年に架けられたこの橋。
「あらかじめ橋をかけ、その下の土をくりぬく工法で架けられた」ということです。
この場所、「切通し」になっているのですが、山続きだったときにコンクリートを打ってしまって、橋が出来上がったら、その下の土をひたすら取って、切通しにしたようです。
型枠は土型でしょうか。
考えてみれば、底面の型枠はいらない(?)し、支保工も不要。土もどうせとるんだったら、橋をつくるときに、ちょっと手間をかけて、アーチの形をつくればいいだけだし。
「昔の人の知恵はすごいなあ・・・。」と感心してしまいました。
先入観を持たずに、考えることは重要ですナ。。

 


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橋の名前は「一木橋」。
常滑市在住。
案内板には、このように書かれていました。

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