赤福偽装の余波?

伊勢に行くと、「赤福」のほかに「御福餅」という、同じような餅があるのは知っていたのですが、この御福餅が、今注目を集めているそうです。

asahi.comから。
赤福似?で「御福餅」好調 名古屋駅地下街、売り切れも
2007年10月23日17時51分
ピンクの包装紙に毛筆でつづった風の商品名が印刷され、ふたを開ければさざ波模様のあんころ餅が整然と並ぶ――。老舗(しにせ)の菓子メーカー赤福の赤福餅と似ている「御福餅(おふくもち)」が、赤福の製造日偽装や売れ残り商品の再使用が発覚してから、注目を集めている。
JR名古屋駅地下街の土産物店。12日に赤福餅の製造日偽装が明らかになる前から、赤福餅は置いていないが、それ以降、以前から扱っている御福餅の売れ行きが好調という。ほかの店舗から取り寄せても、すぐに売り切れる状態という。
店員の女性は「赤福餅でないことをわかったうえで、まとめ買いする人が多い。売り切れの札を出しているのに『在庫はありませんか?』という問い合わせが後を絶ちません」。
とはいえ、通りすがりに平積みの御福餅を見つけ、「あれっ? 赤福あるじゃん」と勘違いする人も。
製造元は、赤福と同じ三重県伊勢市に本社を置く御福餅本家。どのぐらい売り上げが伸びているかについては「コメントできない」としている。

 

私、「御福餅のほうが元祖だ」とか、「御福餅のほうが、あっさりしていておいしい」といったうわさも耳にしたことがあるのですが、ことの真贋ははっきりしないので、それは横においておくとして、やはり「赤福」の力は偉大だった。と感じてしまいます。
ところで、赤福のしていたことは、到底許されないこととして、私個人的には「そうは言っても、もったいないものはもったいない。」別に、味も変わらない、体調を崩す人もいないということなら、赤福のしたことと、流通の仕組みのどちらが間違ってるの?なんて気もしないでもないのですが・・・。

大量に廃棄しなければいけないような量の品物をつくるとか、まだ食べられるものでも捨てなければいけないような社会の仕組みこそが破綻したシステムのように感じてしまう。
「生ものなので、一日に作れる量には限りがあります。売り切れごめんなさい」というほうが、赤福のプレミア感が増すように感じるのだが・・・・。

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