根は同じなのだろう

中国滞在中も、日本で起きていることの概略ぐらいはつかんでおこうと、時間があるときにネットニュースを閲覧している。

最近、高校での必修科目の履修漏れの記事を頻繁に見かける。
日本全国各地で、かなりの数の上るようだが、この事件も、昨年世間を騒がせた、「構造計算書偽装事件」と根は同じものなのではないかと思う。

日本の社会が病気なんじゃないだろうか・・・。

バレなければ、ズルをしたほうが得。
上からのノルマのために、抜け道を利用する。
物事に真剣に取り組むよりも、楽して逃げられる道を選ぶ。
規則の間違いを正す努力をせずに、自分勝手なわがままな理論を正論のごとく振舞う。
などなど。

倫理観、正義感の欠如が社会にはびこっていると思うのです。
それでもって、被害にあわれたかたがたはお気の毒ですけど。
たた、社会の仕組みというのは、人間の良識に期待している部分がたぶんにあると思うので、抜け道を利用してズルをするような行為は、すべてを未然に防ぐのは、なかなか難しいことなのでしょう。

ただ、ずるいもの勝ちみたいな事を許しておくと、社会は間違いなく悪い方向へ行くんじゃないでしょうか。
せめて、結末をあいまいにせずに、事を首謀した人たちには、厳罰をもって対処してもらいたいものです。

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